まるでカードゲーム大会に参加しているような感覚で盛り上がれるボードゲーム『チャレンジャーズ!(Challengers!)』。
トーナメント形式でデッキを強化しながら、1対1の試合を繰り返して優勝を目指します。
テンポよく進むバトルと、カード選択による戦略の幅広さが魅力の本作。
今回は、初心者でもすぐ遊べるように、ルールやゲームの流れをわかりやすく紹介します!
Contents
🔍 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| プレイ人数 | 1〜8人(推奨:4人以上) |
| プレイ時間 | 約45〜60分 |
| ジャンル | デッキ構築・トーナメント・カードバトル |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
💡 ゲームの特徴
- 全プレイヤーが同時進行のトーナメント形式で対戦を行うため、テンポが良く待ち時間がほとんどありません。
- 各試合後のカードドラフトによるデッキ強化が特徴で、「どのカードを残すか・入れ替えるか」という選択が勝敗を左右します。
- 運と戦略のバランスが絶妙で、初心者でもすぐに熱中できる奥深さがあります。
- 試合の組み合わせが毎ラウンド変わるため、毎回違う相手との戦いを楽しめます。
🎲 ゲームの準備
チャレンジャーズ!では、プレイヤーが自分のデッキを使って1対1の試合を行うトーナメント形式のゲームです。
まずは、コンポーネントを確認して、プレイの準備を整えましょう。
🪙 セット内容
ボードゲーム『チャレンジャーズ!』の主な内容物は以下の通りです。

| コンポーネント | 内容 |
|---|---|
| カード | 336枚 |
| パークマット | 4枚 |
| フラッグディスク | 4つ |
| ファントークン | 40個 |
| トロフィー | 28個 |
| カードトレイ | 3つ |
| ルールブック | 2部 |
🧩 初期準備の手順
- カードセットの準備
チャレンジャーズ!のカードは、スターターセットと6種類の追加セットで構成されています。
ゲームごとに、このうち5種類を選び、残り1種類は箱に戻します。 スターターセット(必ず使用)
- スターターセット 追加セット(6種類のうち5種類を使用)
- 城
- 遊園地
- 宇宙
- 映画スタジオ
- お化け屋敷
- 難破船 各セットには「レベルA」「レベルB」「レベルC」の3種類のカードが含まれています。
レベルごとにカードを分けてシャッフルし、それぞれ対応するカードトレイ(A/B/C)に配置します。
使用する追加セットを変えることで、毎回まったく違った組み合わせのデッキ構築を楽しむことができます。

- スターターデッキの配布
各プレイヤーは、スターターデッキ6枚を受け取ります。
これが最初に使用する自分のデッキとなり、試合を重ねるごとに新しいカードを追加していきます。 - パークマットとフラッグの配置
プレイヤー2人につき1枚のパークマットをテーブル中央に置き、中央にフラッグディスクを配置します。
4人プレイなら2つ、8人プレイなら4つのパークを使用します。 - トロフィーとファントークンの準備
トロフィーをラウンド番号ごとに分けてシャッフルし、各パークに伏せて配置します。
ファントークンは共通の供給として場の中央にまとめて置きます。 - トーナメント表と座席の準備
各プレイヤーはトーナメントプラン(対戦スケジュール表)を受け取り、対応するパークに着席します。
奇数人数の場合は1人が休憩枠となり、そのラウンドをスキップします。 - プレイエリアの確認
各プレイヤーは自分の前に山札と捨て札用のスペースを確保します。
向かい合う形で座り、中央のフラッグを奪い合うようにして試合を行います。
🏆 準備完了!
カードセットとパークの配置が整ったらセットアップ完了です。
各プレイヤーはスターターデッキで第1ラウンドを開始し、試合の結果に応じてカードを選びながらデッキを強化していきます。
⚔️ 試合の流れ
チャレンジャーズ!では、複数のプレイヤーがそれぞれペアになり、同時に1対1の試合を行います。
各ラウンドの進行はすべて同じ手順で行われ、試合が終わると次の対戦に移ります。
🪄 ラウンドの進行手順
- 対戦相手との準備
トーナメントプランに従って、今回の対戦相手とパークを確認します。
両プレイヤーは自分の山札をよくシャッフルし、山札を伏せてセットします。 - 試合開始(フラッグをめぐるバトル)
先攻プレイヤーが山札の一番上のカードをめくり、パークマットに出します。
続いて相手も1枚めくり、同じようにパークマットに出します。
それぞれのカードのパワーを比較し、数値が高い方が勝利してフラッグを獲得します。 - ベンチの処理
負けたカードはベンチに移動し、横向きに並べておきます。
勝ったプレイヤーは次の相手カードが出るまで、パークマットにカードを追加して戦いを続けます。
ベンチの上限を超えた場合、または自分のデッキがなくなった場合、そのプレイヤーは敗北となります。
※同じ種類のカードは重ねて置けますが、新しい種類のカードを置くスペースがなくなった時点で敗北となります。 - 勝敗の決定
どちらかの山札が尽きた、またはベンチがあふれた時点で試合終了です。
フラッグを保持しているプレイヤーが勝利となります。
勝者はそのラウンドのトロフィーを1個獲得します。 - 次のラウンドへ
全員の試合が終了したら、次のラウンドへ進みます。
プレイヤーは新しいカードをドラフトしてデッキを強化し、次の対戦相手に備えます。

💡 試合のポイント
- 山札の順番は運に左右されますが、カードの構成と順序の工夫で流れを変えられます。
- カードの特殊効果を組み合わせることで、相手の予想を裏切る展開も可能です。
- ベンチの管理が重要で、強いカードを並べすぎると上限を超えて敗北することもあります。
- 各試合はテンポよく進むため、全員が同時に対戦しても待ち時間がほとんどありません。
🃏 デッキフェイズ(試合後の処理)
試合が終わったら、プレイヤーは「予定表(トーナメントプラン)」に従って
次のラウンドに向けたカードのドラフトを行います。
このフェイズで行うのは、カードの獲得とデッキの調整です。
🔸 カードのドラフト
- 各プレイヤーは予定表に記されたラウンドに応じて、
対応するレベルの山札(例:レベルBまたはレベルC)からカードを引きます。 - どの山から引くかはプレイヤーによって異なります。
▶ ドラフトの流れ
- 指定された山札(例:レベルBまたはC)から 5枚のカードを引きます。
- 引いた5枚の中から、気に入ったカードを選びデッキに加えます。
- 例:レベルBの山札から引いた場合 → 最大2枚まで追加可能
- 例:レベルCの山札から引いた場合 → 最大1枚のみ追加可能
- もし引いた5枚の中に欲しいカードがなかった場合、5枚すべてを捨てて
もう一度5枚引き直すことができます(1回のみ)。
🔸 デッキの完成と整理
- 選んだカードを自分のデッキに加えたら、古いカードを入れ替えるなどして
次の試合に備えたデッキを完成させます。 - この時点で、全員の「大会前のデッキ」が確定します。
▶ デッキからカードを除外する
- プレイヤーは、不要になったカードを自分のデッキから除外できます。
- 除外したカードは、デッキの捨て札置き場に入れます。
- ただし、初期デッキに含まれていたカードを除外した場合は、箱に戻します。
💡 デッキフェイズのポイント
- レベルが上がるほどカードの効果やパワーが強くなり、
デッキ構築の自由度も増していきます。 - 引き直しを活用して、自分の戦略に合ったカードを狙うのがポイント。
- レベルBでは複数のカードを加えられるため構成の幅を広げやすく、
レベルCでは強力なカードを1枚だけ選ぶ慎重な判断が求められます。 - カードを除外すると、強力なカードが回りやすくなる一方で、 デッキが薄くなりすぎると次の試合で山札が尽きて敗北するリスクもあります。
バランスを見極めたデッキ構築が重要です。
🏆 ゲーム終了と勝利条件
チャレンジャーズ!は、複数のラウンドを通してトーナメント形式で進行します。
最終ラウンドが終わった時点で、最も多くのファンを集めたプレイヤーが優勝 となります。
ただし、最後の「決勝戦」では特別な勝利条件が適用されます。
🔸 ラウンド構成とトロフィー獲得
- 各ラウンドでの勝者は、その試合に対応する トロフィー を獲得します。
- トロフィーには「ファン数」が描かれており、獲得した時点で自分の総ファン数に加算されます。
- 負けた場合でも、ラウンドに参加していればファンを得られることがあります(カード効果などによる)。
🔸 最終ラウンド(決勝戦)
- 最終ラウンドは、それまでのトーナメントを勝ち抜いた上位プレイヤー同士で行われます。
- 各プレイヤーは、それまで構築してきた最終デッキ(除外可)を使用して戦います。
- この決勝戦では、ファン数ではなく 「フラッグを奪ったプレイヤー」 が勝者となります。
- つまり、試合終了時にフラッグを保持しているプレイヤーが優勝です。
- 勝利したプレイヤーは決勝トロフィーを獲得し、栄誉ある“チャンピオン”の称号を得ます。
- 同点の場合は、最後にフラッグを保持していたプレイヤーが勝者となります。
🔸 ファン数と最終順位
- 決勝戦以外のラウンドでは、各プレイヤーが獲得したトロフィーに描かれたファン数を合計します。
- ファン数の合計が最も多いプレイヤーが決勝に進出します。
- そのため、ファンを集めること=決勝への切符 であり、
決勝戦でフラッグを奪うこと=真の勝者 となります。
💡 勝利へのポイント
- 序盤からファンを多く集めることで、決勝戦への進出が見えてきます。
- しかし、決勝では一発勝負のため、デッキ構築だけでなく引き運や展開の流れも重要。
- ファン数で勝つプレイヤーと、フラッグで勝つチャンピオンは別。
この2段構えの勝利条件こそが、チャレンジャーズ!の最大の魅力です。
🧭 まとめ
『チャレンジャーズ!』は、デッキ構築とトーナメント戦の緊張感を同時に味わえるユニークなカードバトルゲームです。
毎ラウンドでデッキを少しずつ強化し、ライバルたちとの一騎打ちを繰り返しながら、ファンを集めていく流れがクセになります。
試合中の判断は少ないものの、ドラフトや除外など構築フェイズでの選択が勝敗を左右する設計。
運と戦略のバランスが絶妙で、プレイヤー同士がどんどん盛り上がっていくのが本作の魅力です。
特に、最終ラウンドの「フラッグ奪取」は手に汗握る展開で、
これまで積み上げてきた戦略が最後に報われる瞬間。
デッキの回転や除外の判断、そして引きの運まで——すべてが噛み合った時の爽快感は格別です。
初心者おすすめ度:★★★★☆(4/5)
✏️ 筆者のひとこと
初めてプレイした時は「自動戦闘」なので軽いゲームかと思いきや、
デッキの構成をどう磨くかがものすごく奥深いと感じました。
カードのコンボが決まった時の連続勝利や、フラッグを奪っての逆転劇は本当に盛り上がります!
プレイヤー同士で「どんなカード引いた?」と見せ合う時間も楽しく、
ボードゲーム会で遊ぶと間違いなく盛り上がるタイトルです。
戦略性とお祭り感の両方を味わいたい人には、心からおすすめできる一作です🔥
