世界観
カタン島についたプレイヤーたちはまだ未開拓のこの地を自らの手で開拓します。
しかしこの島に他の開拓者が存在します。
自分以外の開拓者と資源を交換したり、たまに奪い合ったりしいち早く
カタン島を開拓したプレイヤーが勝者となります。
でも気をつけて、あなたを狙っているのプレイヤーだけではありません。
そう蛮族たちも虎視眈々プレイヤーの資源を狙っています。
さあ、あなたは誰よりも早く開拓できますか?
ルール説明
基本ルール
・プレイ人数…3〜4人
・プレイ時間…60〜90分
・対象年齢…10歳以上(個人的には小学生低学年頃からできると思います。)
勝利条件
カタン島から抽出できる資源を活用し開拓を目的にします。
最初に10勝利点(以後VPと表記)
ポイントの獲得条件
- 開拓地(1VP)・都市(2VP)の建設
- 最長交易路(2VP)や最大騎士力(2VP)
準備
① ボードの準備
- 地形タイル19枚をランダムに配置(森林・丘陵・畑・牧草地・山地・砂漠)
- 各タイルに数字チップ(2〜12)を配置(砂漠除く)

② プレイヤーの準備
- サイコロで順番決定 → 時計回りで進行
- 初期配置:
- 各プレイヤーは開拓地1つ+街道1本を交互に配置(2周する)
- 2周目に配置した開拓地に隣接するタイルから資源を受け取る
例:下図のような状態に初期配置をした場合②番の資源に隣接した場所から資源が受け取れるので小麦・木材・鉱石を各1枚ずつ受け取りゲーム開始となります。

ターンの流れ
①資源の獲得
- 2個のダイスを振り、出目と同じ数字のタイルに接する開拓地/都市から資源を受け取る:
- 開拓地:資源1枚
- 都市:資源2枚
- ダイス=7の場合:盗賊の移動
- 全プレイヤーは手札が7枚超なら半分を捨てる
- 盗賊を移動させ、隣接プレイヤーから資源1枚奪う(2プレイヤー以上いる場合はどちらか選択する)
注:盗賊は一緒な場所に置くことができません。必ず違うタイルに移動させてください。
②交渉・取引
- 他のプレイヤーと資源交換(例:木材⇨小麦)
- 港(海上の交易路)を使えば3:1または2:1で交換可能
- 銀行との取引
- 自分の資源カード4枚を使用し好きなカードを受け取る。
これらの行動は自分の手番の間任意の回数行うことができます。
例:丸印があるような桟橋が伸びているところが港となります。ここでは銀行との取引とは違い、少し有利に好きな資源カードを受け取ることができます。

③建設・開発
- 資源を消費して拡張:
- 街道:木材+レンガ 0VP
- 開拓地:木材+レンガ+小麦+羊毛 1VP
- 都市:小麦×2+鉱石×3 2VP &獲得できる資源量2倍
- 発展カード:小麦+羊毛+鉱石 ランダムで騎士カード/進歩カード/勝利ポイントカードのいずれかを受け取る。
④建設物の配置の仕方
配置にはいくつか注意点があります。地形タイルの角には必ず開拓地または都市の建設しかできません。また逆に地形タイルの辺のには街道しか配置することができません。また開拓地または都市の隣接している角には他の開拓地または都市を配置することができません。つまり下図のように赤丸は設置可能ですが、青丸には設置不可となります。

そして、これは当然と言えば当然ですが開拓地を建設する前に都市を建設することはできません。現実世界でもいきなり都市は建ちませんよね😂
戦略のポイント
① 初期配置のコツ
カタン攻略のポイントはこの初期配置にあると言っても過言ではありません。もちろん交渉の能力等も鍵になってくるとは思いますが、初期に相手に先手を取られたら建て直すのはなかなか困難な状況になってしまいます。以下説明します。
- 数字6・8のタイルを優先
- 複数資源タイプに接する交差点を選ぶ
- 港の近くも有効(後期の交易効率化)
カタンはダイスを2つ振りその合計から資源を獲得することができます。したがってダイスの出る出目の確率が高い数字のタイルに隣接するところに初期配置をするのがベストな選択になります。交差点(3点の角が交わるところ)に配置するのも大事です。また後半になるにつれもしも港での取引ができる状態になるとほしい資源との交換が容易となるため、港側に街道を伸ばしておくのも重要になってくるかもしれません。
それからこの図を見て何か気づきませんか?

そうですタイルの数に注目してください。

- 森タイル:4枚
- 牧草地タイル:4枚
- 畑タイル:4枚
- 丘陵タイル:3枚
- 鉱山タイル:3枚
つまりレンガ、鉱石が必然的に他の資源より希少になってきます。希少な資源がたくさん産出されかつ交差点、確率の高い場所を最初に確保すれば交渉等にかなり有利に働いてくれることになりますね。
さて、ここで出目の合計が出る確率の高いものを見てみましょう。

このように出る確率の高い数字を頭にいれ初期配置を行うと良いでしょう。
② 盗賊対策
上記の表を参照の通りダイス目の7が一番出る可能性の高い出目になります。したがって盗賊に対する対策も勝利の鍵になっていきます。以下の点が有効になると思います。
- ダイス=7の際は騎士カードで盗賊を移動可能
- 無駄に資源カードを溜めすぎない
まずは騎士カードを有効活用することです。というよりも盗賊に最も有効な対策手段は実際騎士カードに頼る他ほぼないと言っても過言ではないと思います。騎士カードの効果は盗賊を他のタイルに移動させることができますが、ダイス目が7が出た場合他の人の手番でも移動することができるので、自分に被害を受けないように違うタイルに移動させましょう。
2つ目の対策ですが、ダイス目が7になったとき資源カードを8枚以上持っている人は半分捨てるというルールがあります。俗に言うバーストです。バーストは基本的に防ぐことは不可能です。ですので、正直これはあまり有効な対策がないのです。もし自分の手番で資源を使い切っていても、2番目、3番目のプレイヤーで資源がまた溜まり8枚以上になったとしても、4番目のプレイヤー、もしくは自分の手番で7を出してしまうと、バーストしてしまうからです。ですので実際は2つ目の対策はほぼ無意味なこともあります…。
③ 勝利への最短ルート
- 早期に都市昇格で資源効率アップ
- 最長交易路(街道5本以上)や最大騎士力(騎士カード3枚)で一気にVP獲得
次に勝利へのちょっとしたコツを紹介します。VPが10ポイントに近づくと必然的に他のプレイヤーに狙われやすくなります。これは正直避けて通れないでしょう。上記の項目が勝利に近づける有効的なコツかと思います。
まず早期に都市を建設することです。早期に都市を建設すると資源2倍になります。その分他のプレイヤーとの交渉も行いやすくなる、同時にVPを稼ぐことができ効率的になります。
また最長交易路(街道を5本以上どのプレイヤーよりも建設すること)を獲得すると2VP獲得できます。また最大騎士力(騎士カードを3枚以上どのプレイヤーよりも所持すること)で2VPを獲得することが可能です。
このことを踏まえ自分のターンで最長交易路と最大騎士力を獲得すると、一気に4VP獲得することができます。初期配置で開拓地を2ヶ所つまり2VP、2ヶ所を都市化に進めていれば4VPつまりこれだけで8VP残りは発展カードの勝利ポイントカードをもしくは開拓地等数ヶ所を建設していれば1手番で勝負を決めることができ、相手に狙われる前に勝利することができるでしょう。
拡張版
カタン拡張版の種類とおすすめレベル(初心者~上級者向け)
発売年 | 拡張版タイトル | スタンダード版必須 | プレイ人数 | おすすめ度(★5段階) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
1996年 | 5-6人用拡張版 | 必須 | 3-6人 | ★★★☆☆ | 人数拡張のみでほぼルール変更なし |
1997年 | 航海者版(Seafarers) | 必須 | 3-4人 | ★★★★★ | 海の開拓・シナリオ豊富で初心者向け |
1998年 | 都市と騎士版(Cities & Knights) | 必須 | 3-4人 | ★★★★☆ | 蛮族襲来・戦略性UP(中~上級者向け) |
2007年 | 商人と蛮族版(Traders & Barbarians) | 必須 | 2-4人 | ★★★☆☆ | シナリオ式で柔軟性あり |
2011年 | スタンダード版(日本語版) | 不要 | 3-4人 | ★★★★★ | 基本ルールのリニューアル版 |
2015年 | アメリカの開拓者たち | 不要 | 3-4人 | ★★★★☆ | 鉄道開拓テーマ(単体可) |
2017年 | ゲーム・オブ・スローンズ版 | 不要 | 3-4人 | ★★★☆☆ | 『GoT』コラボ・ファン向け |
2021年 | 宇宙開拓者(Starfarers) | 不要 | 3-4人 | ★★★★☆ | 宇宙船カスタマイズ(戦略性高) |
2024年 | 新エネルギー(New Energies) | 不要 | 3-4人 | ★★★★☆ | 環境テーマ・協調要素追加 |
おすすめの選び方
- 初心者(★5):『航海者版』(ルール追加が少なく、海の開拓が新鮮)
- 中級者(★4):『都市と騎士版』『アメリカ版』(戦略性UP)
- 上級者(★4~5):『宇宙開拓者』『新エネルギー』(複雑なメカニズム)
- ファミリー向け:『スタンダード版』+『5-6人用拡張』(人数調整可能)
詳細は日本カタン協会公式サイトや公式動画(例:10分ガイド)を参照。
初心者はまず発展カードの活用から慣れると良いと思います。